日時:2012年2月4日 16時45分~18時00分
会場:パシフィコ横浜会議センター 414+415 小会議室
パネラー:株式会社帆風 犬養新嗣氏、土山印刷株式会社 土山雅之氏、ラクスル株式会社 松本恭攝氏
Amazon・楽天といった流通革命が日常的に普及して、ごく当たり前に消費者がWebで買い物をするようになった昨今、印刷業界もこの変化に目を背けられなくなってきました。そんな中、急速に市場規模を拡大し続けている「印刷通販」。特にここ数年の伸びは目覚ましく、サイト数の増加とともに市場規模は現在500億円に達すると見られています。
従来、印刷取引はオーダーメイドのため、価格が不透明で、顧客が不信感を抱く要素を多く孕んでいました。そこへ印刷通販が出現し、ネット上で取引が完結し、価格も明朗で、尚且つ従来よりも低価格でのサービスを提供することで、確実にそのシェアを急拡大してきています。印刷会社にとってこれが脅威になるのか、新たなパートナーとなるのかは興味のあるところです。従来の印刷会社側からすると、顧客への見積の引き合いとなったり、仕事が通販へと流れたりといったマイナス面ばかりが目立つかもしれませんが、これまで印刷通販が伸びてきた背景には、顧客ニーズに柔軟に対応してきたことを理解する必要があるのです。
そこで、印刷通販関係者の方々を迎え、これからの印刷ビジネスについての展望・印刷業界との関わり方などをお伺いし、共存共栄のための道を探ります。
また、そのお話しを聞くことで、「時代の変化」に対する認識を深めていただき、今後の新しい印刷通販会社との関わり方を見つけるきっかけとなり、さらに仕事の流し方を見直すことで、各社の利益拡大へと繋げるためのパネルディスカッションを開催いたします。
パネラー紹介