日時:2012年2月4日 16時45分~18時00分
会場:パシフィコ横浜会議センター 416+417 小会議室
講師:博報堂 買物研究所 上席研究員/コンサルタント、シブヤ大学講師 高荷力氏
本セミナーは、「すべての社員がブランド行動を日常化させ、マーケティング活動に積極的に貢献する企業文化の構築」を率先する為に必要な知識の習得を目的とする企画です。
企業に必要な事として、ドラッカーはイノベーションとマーケティングと言われている。30年も前から提唱されているにも関わらず、それを実践できる会社は少ない。
経済成長に伴い発展してきた日本の経済。それに比例するように、仕事も潤沢にこなしていた時代は終わり、今後生き残る為に必要な"何か"を皆探し始めている。
それには時代に合わせたイノベーションが必要であり、そのサイクルも短くなってきている。零細企業の親方会社であれば、親方の采配で何とかなるかもしれないが、組織として自立しなければ、継続したイノベーションは起せない。
その為には、社員はもとより、ステークホルダーにも、理念やビジョンを浸透させる必要性がある。それがインナーブランディングである。今まで、高潔な理念を掲げていたとしても、それを行う仕組み自体を考えた事があるだろうか? その仕組みを考えるのは、誰なのか? インナーブランディングでは、それは社員やステークホルダーである。つまり押し付けるのではなく、自ら創出させる事が重要でそれによる効果は是非もないとしている。
インナーブランディングにおいて、BIOS(brand input/output system)を開発した、博報堂のシンクタンクである買物研究所の上席研究員/コンサルタント、高荷力氏を招いて今、企業に必要なブランディングを講義していただきます。
そこでは有名なグッチやシャネルといった、ある意味記号化されたアウターブランディングではなく、自社を強くする事、それは働く人達が誇りを持ち率先して会社に社会に貢献できるように育てる事が重要です。そして中から外へ滲み出るものがブランドである、それがCSRや存在意義と重なると考えられます。
そのために必要な事は何なのか?
その部分を徹底的に洗い出し、自社の状況と照らし合わせながら、考えさえる実践的な方法論のセミナーです。
即実践できる物として、インナーブランディングの考え方、その実践方法などは今後の企業活動の上で必ず必要になってくると考えられます。今までコーチングやファシリテーションを行ってきたのは何だったのか。それは社員の意識向上を促す為であった筈です。そして、その行ってきた物の集大成がインナーブランディングです。そのインナーブランディングを実践しているコンサルタントであり、博報堂が開発したBIOS(brand input/output system)にも関係がある高荷氏を講師としてお招きいたします。
講師紹介